2020年08月02日

大内山川・鮎釣行記

8月1日。今回は三重遠征である。
例年、三重方面へは、
美山のシーズンが終わる8月末頃に、お邪魔させて頂いているのだが
今年は、コロナ禍に加え、天候も不順で
行ける時に行っておこうと考えたからである。

さて、今年の三重方面。
例年この時期、いやこの時期と言わず、
年間を通じて、最も降雨量が多いイメージがある同地方だが
今年は他県の河川が軒並み洪水禍にある中
日本で唯一と言って良いほど、増水を免れている奇跡の川となっていて
連日、多くの釣り人で賑わっているが
(と言っても、釣り人同士の間隔は10m以上はありますが)
8月1日の本日は、1週間ほど前の雨で1mほど出た水が
平水近くまで引くという、絶好の水況となっており
早朝から釣り人の出足は早い。
オトリ店に行くと、養殖オトリが人数分ないと言われる(汗)

実は本日、現地ナビゲーターの釣りマンさんと
大阪のまなさん、おにやんまさんと私の4人での釣行なのだが
オトリは生簀に7匹しかおらず、どうなるのかと心配したが
天然オトリがあるらしく、一安心。
おにやんまさんのオトリ缶に4人分の8匹を入れてもらい
後ほど川で、目隠しで各自の舟に分けてもらったので
誰に当たるかは、後のお楽しみ。
果たしてこやつが、働くか、給料泥棒かも含めて(笑)

集合時、ポイントを決めかねていた。
とりあえず、オトリ屋さんの情報を聞いてから、
という事で、ここへやって来たが
最近物忘れがひどく、そんな事すっかり忘れていて
お店を出てから、釣りマンさんに
「そういや、情報聞くの忘れとったな」と言われて
初めて思い出した(汗)
で、結局、考えも纏まらないまま、おとべへ行く事に。
まだ6時半にもなっていないのに、早くも竿を出されている人が数名。
そして、私達の後からも、後続車が続々。
これは、釣れるという情報があるからだろう。
(後から考えると、好ポイントに入れず、あぶれた人達がこっちに来られたのかも)

そして7時ちょっと前、オトリを放つ。
車から50mほど上流の川の真ん中に立っての右岸狙い。
左岸と迷ったが、折角の朝一、1匹ぐらいは付いているだろうと思って。
ところが、1時間近く辺りを泳がせて探ったが、何の反応もない。
辛抱出来ずに左岸の水たまりへ。
そのまま、体を反転させて後ろをやろうと思ったが
あまりにもポイントが近く、野鮎の警戒心が解けなさそうに感じたので
一旦、土手に移動し護岸から狙う事に。
しかし、ここからでもポイントまで1〜2mしかなく
まるで地元美山のスイバの釣り。
こんな遠いとこの広い川来ても、やる事一緒(笑)
舟からオトリを取り出すと、これが天然。
見事8分の1の「赤ピン」を引き当てたという事か(笑)
これが奏功したのか、入れてすぐ反応。
カミヘ上らせたかったのに、すっとシモへ50cmほど戻る反応が出て
すぐさま、魚信。
手元からわずか2mほど先で目印が飛んだ。
やる時、正直掛かるか半信半疑だったが、
ほんまにこんなとこで掛かるとは驚いた(笑)
しかし素晴らしい当たりだったので、これは続かと思ったら
その後はそうでもなく(苦笑)
それでもここで、1時間ほどで3匹釣れ、一安心。
その頃、おにやんまさんが竿をたたまれ、ギブアップ。
おとりを買い直し、新たなポイントへ行って来ると言い残し、早くも旅立たれた。

名人でも釣れないこの状況、こりゃポイントまちごうたらえらい事になる。
という事で、その後もこの狭小ポイントで粘ったが
1時間でビリを1匹追加出来ただけ。
この時、釣りマンさんも上がって来られたので、昼飯に。
といっても、まだ10時半にもなっていないが(笑)
この時点で、釣りマンさんも4匹。
上流の方へ歩いて消えて行かれたまなさんに電話しても5匹といわれる。
こりゃ思っていた以上に厳しそうで、
午後の部(といってもまだ昼になってませんが)も、なかなかポイントが決められない。
しかし、移動してもこの人出。
場所探しも大変そうなので、ここで続行する事に。
長い昼休みで午後の部再開、といってもまだ11時半。
今日は5時までやって、その後「こてつ神社」詣でるというフルコースの為
時間はたっぷりある。
朝は全く反応がなかったが、
以前ここへ来た時、昼頃に野鮎のスイッチが入った事があったので
再びそこへ。
しかし、結果は同じ。
朝一とは違い、おとりに使ったとはいえ、まだまだ元気な朝釣れた天然オトリ。
これを行かせても、反応がないとなれば、ここはもう無理か、
と感じ始めた1時間後ぐらいにやっと1匹。
17cm程度の中型サイズだが、背掛かりの鮮度抜群君。
これは行けるかも、と、期待を込めて送り出したのに
なぜか下流へ下流へ行くのみ。
先日、どんチャンも記されていたが、ホンマ、たまにこんなやつがおります(苦笑)
しかし、今日のこの展開で、背掛かりだと思って期待していただけに
ショックが大きい。
しばらく竿をベタにして、落ち着いたら上り出したりしてくれやらへんやろかと
期待して待ったが、「秘技・祈り」も通じず、時間を無駄に。
更に上流へ歩く。
専用区外のチャラの頭へ。
先ほどのポイントもそうだが、ここでも一応、鮎はたくさん見え
跳ねるやつもおり、掛かっても良さそうなもんだが
ここでも状況は変えられず。
このチャラの肩から、徐々に釣り下がる。
大きめの石裏に入れ、立て竿で待っている時、魚信。
いや、久しぶりの変化だったので、思わず当たりかと思ったが
ただ、エビになっていただけ(悲)
この頃になると、釣り方がだいぶ雑になって来て
弱ったやつをそのまま行かす。
すると、すぐにまた、さっきやらかしたのと、同じ手応え。
ところが、竿を立てると、さっきより重量感がある。
しかし、全く走らないので、どうせエビだろうと雑に寄せる。
と、急に仕掛けを引っ手繰られる。
竿が満月のようにしなり、全く動かない。
鯉でも掛かったような手応え。

大鮎に備え、太掛け。
道糸は、今年愛用している、「よつあみ」の鼻カン繋ぎ糸。
こんなもんを道糸に使っている人は、まずおられないだろうが
とにかく、切れない。
仕掛け作りの際、はさみでも切れず、ラインカッターでギシギシ引きちぎるようにして
やっと、毟り取れる感じの強度。
先日、根掛かりした時、引っ張ると、08のハリスが切れた。
今はハリスも1.2号
そんな仕掛けなので、鯉でも取り込める。
恐らく今シーズンは、この仕掛け1本で用が足りそうで
ばらす時は竿折れが原因だろう(爆)
しかし、鈎は午前中の浅場の遡上鮎を狙っていた時のままの6号で
本当の所、こちらが持つのかが心配。
ところがタモに収めて確認すると、22cm程度。
いや、本日一の、これでも充分立派な鮎だが
もっと大きいのかと思った。
大内山川の鮎はほんま良く引く。
とりあえず、こんなやつが来るのならと、鈎7,5号、ハリス1.5号の
私にしては最大サイズに変更。
行かせてすぐに掛かり、替えといて良かった〜と思ったが
上げてみると、今度は14cmぐらいの小型。
これでも充分オトリになるが、今装着しているハリスが長すぎて合わない。
ハリスを短くすれば良いのだが、邪魔臭くなり、仕掛けもおとりもそのままで行かす。
きっちり根掛かり(汗)
仕方なくザブッと根掛かりポイントへ入る。
ところが2〜3歩行ったところで、運良く外れる。
普通なら鈎のチェックをするが、この時間帯になると相当疲れ
雑になり、そのままそこへ沈める。
もうアカン時のパターン。
しかし、次の瞬間、魚信。
一瞬ゴミかと思ったが、またもや満月に竿がしなる。
こやつを取り込み再び行かすと、またもや入れ掛かり。
私の10数mカミで竿を出しておられるまなさんも
私以上のペースで掛けておられる。
4匹目の奴がまた、「シモへ下がる病」のため、当たりが遠退いたが
3時頃、時間にして10数分、
それまでが嘘のような入れ掛かりで堪能した。
しかし今9匹。
出来たら後1匹釣りたいなと思い釣り続行。
でもこれが掛からない。
あっという間に1時間、残り時間僅か。
最後に再びこの瀬の肩へ。
ガガッという小さな当たり。
目印がびゅっと飛ぶ事はないが、ここから段々引く力が強くなる
海産特有の力強さ。
上げてみると20cmに満たないヤツであったが、元気度抜群。
これでまた入れ掛かるか。
期待を込めてカミヘ向け放つ。
2つ並んでいる大きめの石の間を上って行く。
その石の間を抜けた瞬間、ギュン。
こりゃ絶対来るでと思ったと同時に当たったので、気色が良い。
ところが当たった瞬間にばれたようで、ふらふらオトリが戻って来ただけ。
一瞬の出来事なのに、このフラフラ具合。
当たった瞬間、脳震盪でも起こすのか。

この時5時。
上流へ行っておられた釣りマンさんも戻って来られたので、納竿。
釣果は期待外れの10匹に終わったが
夕方、素晴らしい引きを味わえたので、充分お釣りがあった。

帰りは当然、こてつ神社へ詣で、釣果を報告。
黄金のスープを授与される。

皆様、お疲れ様でした。
また、行きましょう。
いや、皆で行けるような世間の状況を保っていて欲しいと願いつつ。
posted by baiduke at 10:30| 京都 ☁| Comment(8) | 鮎2020 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月24日

美山川・鮎釣行記5

先日の釣行は、3週間ぶりの、満を持してのものだったのに
1日やって4匹という惨憺たる釣果だったが
まあ、相手は自然、
それに次の休みも近いので、落ち込むよりも、楽しみの方が勝っている。
そう、次の休みは4連休で、3日会社行ったらもうしまい。
更に嬉しい事に、直前の20日に追加放流が行われる事が決定。
さすがに、これがすぐに釣れ出しても、小さく面白味に欠けるが
このチビちゃんに野鮎が刺激され、活性が上がる事も期待され
プラスに働く事が期待される。
ところが、放流した翌日、なんとまた大雨が降り
再び1mほど水位が上昇。
幸いこれは長雨ではなく、1日で50cm以上の水が落ち
23日には竿の出せる水況にはなったが
朝になっても、道中も、現地に着いてもピリピリ雨が降っている。
水温15℃、この時期にしては低すぎる。
というか、このところずっと水温は上がっておらず、
野鮎の活性も低いまま。
前回の釣行より、更に条件が悪い。
それでも、本日は状態の良い天然オトリが手に入り
それだけが唯一の救い。
運が良ければ1発で追って来る、そう願って7時22分、オトリを送り出す。
ところが待っても何の反応もなし。
それでも、いつか群れが入って来るだろうと、石に座って待つ。
待ち続ける。
向かいの土手で農作業をされている紳士が、
1時間に一回程度、手を止め、こちらをしばらく見られるが
私はずっと同じポイントで釣っている。

「こりゃ相当エエポイントで、大漁なんやな」
と思われているに違いない。
(いや、その間全く竿が曲がらんので物好きやなと思われているか)

もう何時間経ったか、ある時、右手親指に軽い痛みを感じ
そちらの方へ目をやると、
爪の付け根の辺りに、ヒルが吸い付いていた。
どうやって、こんなところにくっ付いているのか、理解に苦しむが
取り除いて、1時間ほど経ったか、
なんとまたもや同じようなところをヒルに噛まれた。

さすがGoToキャンペーン、ヒルも活性が高い(苦笑)
いや、それやったら野鮎も活性上げんかい。
(いやいや鮎の場合は縄張りにいてもらうステイホームの方がええんちゃうんかい?)

そうか(笑)

などと、ブログの小ネタを考えながら、気を紛らす(悲)

とにかく、こんなヒルの巣に座り込んでたら
私の毒入り血でヒルを全滅させてしまってかわいそうなので
ようやく周辺を諦め、場所移動。

を、2回繰り返したが、いずれも群れを見つける事が出来ず
釣果ゼロの丸坊主。


沢山釣れたら4日とも行ったろ思てましたが
なんか、明日も大雨の予報が出てますし
今シーズンは、こんな感じで終わってまうかも(苦笑)
posted by baiduke at 23:44| 京都 ☔| Comment(12) | 鮎2020 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月19日

美山川・鮎釣行記4

私のようなインストラクターになると
一般の方から、様々な質問を受けるが
先日、大阪にお住いのまなさんと言う方から
「鮎の釣り方忘れた。どうしたらええにゃ」と言われたので、
思い出させてあげる事に。

本日、7月18日、久しぶりの釣行である。
いや、ホンマ久しぶり。
なんせ7月の釣行、これが初めて。
昨年はこの時期、全国各地増水で入川不能となっていても
奇跡的に美山は難を逃れ、毎週釣りが出来たが
今年はことごとく週末になると増水、入川不能となっていた。

いや、本日もやっと出来る水位になっただけで
野鮎の活性が上がる要素は少なく、
というか、それ以前に、果たして生き残っているのかという
レベルでの釣行。
しかも、朝起きて天気を確認すると
現地はしっかりとした雨が降っており、またまた増えそうな予感(汗)
まあそれでも、本日は大崩れしそうな気圧配置でもないので
出掛ける事に。

ところが、オトリ店に行くと、まだ開いていない。
もしかして、この状況では客が来んと思って
待ってても、開けてくれんかも。
しばらく待ったが、そんな気配が漂っていたので
もと来た道を戻って、鮎里さんで購入。

店主曰く「情報ないで」

まあ、そらそうでっしゃろ。
こんな状況で、釣りに来たはる人、おらんやろし。
だいたい、聞いてもどうせ行くの、いつものとこやし(笑)

おとりをもらって、峠へ。
この頃は、まだシビシビ降っていたが
そこらをぶらぶら見ながら進んでいる内に
雨が上がり出した。
そして、7時22分、おとりを送り出す頃には
ほぼ止んだ。と思って見上げた所、
見覚えのある車が橋の上に止まっていた。

今回の質問者、大阪のまなさん登場である(笑)
今年、絶不調のまなさん、よりにもよって、ここでやらはるんですか。
相当のギャンブラー(笑)
まあ思ったよりコケも残っているし
もしかしたら、爆釣するかも。
と、オトリを送り出した頃には、思いもしたが
1時間も当たりがないと、ほんまに鮎、おるんやろかと思い出す。
どんどんカミヘ。
もっと石色が良さそうなとこ発見。
ここで掛からんかったら、掛かるとこないで
というような雰囲気だったが、ここも不発。
いよいよボウズに近づいて来た。
開始直後、上流側に歩いて行かれたまなさんも
今はずっと下流におられ、状況が分からず。
更に調査の為、歩く。
流れのない、辺りでは少し深めのポイント。
オトリを行かせて、しばらくの内は目印が行ったり来たりして、期待したが
その内動かなくなった。
いつのまにか、まなさんが横におられる。
竿も持たんと(笑)
2人で一つの仕掛けの目印を見ている。
全く動かん。掛かりそうもない。
飽きられたのか、まなさん再びシモへ。
さてどうしよう。養殖オトリも限界に近づいて来ている。

1985年。阪神はバース・掛布・岡田らの活躍で日本一になった。
中でも彼等3人によるバックスクリーン3連発は記憶に新しい。
あ〜、解禁の日は、よー釣れたなぁ。
この記憶・あの手応えはもう薄れた。あの3連発よりもっと前のような感覚。

もう鮎の釣り方も忘れた。
まなさん、教えてくれー。いや、教えて下さい(爆)


なんて考えていた11時7分、突然魚信。
ぐんぐん引く強烈な手応え。
もしかして、これは「釣れた」という現象ですか。
白い石のポイントの影響があるのかも知れないが
上がって来たのは、透けるような真っ白、銀色の鮎。
養殖オトリよりも養殖っぽい。
それでもしっかり背掛かりで追ったようである。
細いが18cmはある友頃。
行かすとグングン泳ぐ。もうこれだけで充分、
と思ったが、30分もすると待てんようになる。
さてどうするか、なんて考えた時、また突然の当たり。
また白いが、また背掛かり。
追うやつがおる事はおるみたい。
昼前に15cmをもう1匹追加。こやつも背掛かりだった。
車に戻ると、辺りにまなさんの姿が見えない。
竿と舟が傍らにあるので、どこか探索に行かれたのか。
しばらくすると、戻って来られ、
飯を食べながら談笑。1時間ほど。
午後のヤル気度が分かる(爆)

1時15分再開。目の前のポイント。
昼前、まなさんが3匹釣られ、群れも見えたといわれるので。
ちなみにまなさんは、私が昼前に3匹釣れたポイントへ行かれました(笑)

気配はなかったが、10分ほど泳がせている時、魚信。
15cm程度だったが、これまた背掛かりで良く引く。
コンディションも良さそうなので、やはり絶対数が少ないのか。
とりあえず周辺は、この1匹のみ。
下流へ探索に。
素通りしそうな砂場に、鮎の走る姿が見えたのでやる。
掛かるまでやろうと粘るが、掛からず。
オトリが替わったら連発しそうな感じもするが
スッと泳がんと、うんともすんとも。
まなさんが降りて来られたので、入れ違いでカミヘ。
再び、昼前のポイント。
もう3時半。しかし、このぐらいの時間帯から活性が上がる事もあるので
とりあえず1匹掛かれば好転すると信じ、粘る。
しかし、5時回っても、当たりなし。
まなさんの様子も気になるので、車まで戻るも、周辺に姿なし
竿も舟もないので、まだ川か。
しかし、どこまで行かはったんや、いゃーらへん。
と、後ろを振り返ると、車の窓から足が見えた。
もうとっくの昔に仕舞って、寝ておられたようだ(笑)
結局5時半までやったが、完全なサービス残業。
まあ、ボウズかも、と思ってやったので
背掛かり4匹は収穫か。
posted by baiduke at 11:38| 京都 ☁| Comment(11) | 鮎2020 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月27日

美山川・鮎釣行記3

ここ2週、週末にきっちり大雨・増水となり
思うような釣りが出来ないでいたが
なんと今週末も雨の予報(というか1週間分ずっと雨マークが並んでいるし)
こりゃアカン、と、もう諦めていたが
ありがたい事に、今回は雨雲が逸れてくれ
増水は免れた。
しかし、現地から聞こえて来る情報は、あまりよろしくない。
なんでも、冷水病でほぼ全滅したとか・・・(悲)
それでも、出来るんやし、オトリ泳がせにでも行くかと、車を走らせる。

本日は先週と違い、少し暖かい。
なんせ先週、路傍の寒暖計は9℃の表示で、壊れてんのか思たぐらい。
それから比べたらだいぶマシ。さて、何度かな?
と、寒暖計に目をやると、
なんと故障中。ホンマに壊れとったんかいな(笑)

と、こんな些細な事、書かんでも良いのだが
そうでもせんと、釣行記が俳句みたいに短かなってしまうので(苦笑)
ほんまに、美山の鮎は幻の魚になりつつある。

さて今日のポイント。
昨夜、大阪のまなさんが、群れ鮎ポイント教えてくれはったんで
そこへ行こうかとも思ったが、そこは先週、コテンパンにやられたポイントの近く。
当時、20人ほどの釣り人の竿がほとんど曲がらなかった事を鮮明に覚えており
どうしても躊躇してしまう。
それに先週の帰り道、覗いたポイントに群れを見つけたので
ちょっとそいつを釣ってみたい事もあり、そこへ。
(って、1週間も前の群れ、まだおんのかいな?)

まあ、ホンマに見たまんまの状態でおるとは思わなかったが
ポイントに着くと、なんと鮎がピョンピョン跳ねている。
チャンス。チャンス到来。
いそいそと仕掛けをセットし、おとりに鼻カンを付け、群れのいるポイントを見定めて・・・
って、さっき居った所より、沖に移動しとおる(汗)
さすが今のご時世、鮎もソーシャルなんちゃら守っとんのか。
私の短竿では、届かん距離。
しかし、じゃぶじゃぶ行っては、ますます群れを遠ざけてしまう。
ここは、群れが戻って来るのを待つとしよう。
と言う事で、6時20分、狙いのポイントへオトリを放つ。
ありがたい事に、すぐに狙いのポイントへ入った。
まあ、群れはおらんのやけど・・・。

でも、待つのは苦痛。
いや、いつもは一旦狙ったポイントは、少々の事では動かんが
なんせ、そこに鮎は入って来ず、ちょっと沖目では、狂ったように群れが跳ねている。
気付くと、初めに狙ったポイントに立ち込んでいた(爆)
そうせんと、届かへんねんもん(爆)
ところが、折角届いたのに、全く反応がない。
水中糸に野鮎がゴンゴン当たる感触があるのに、鈎掛かりしない。
それでも、30分ほど粘っていると、事故発生。
顔に掛かっていたので、ホンマに事故くさいが、それでもオトリが替わったのはありがたい。
鼻カン付けて行かすと、さっきと泳ぎが全く違う。
やはり鮎釣りは、こうでないと。
だが、この良いオトリでも、入れ掛かりとはならず。
こんだけおんのに、次に掛かったの5分後。事故を待つしかないのか。
しかも、折角掛かったのに、水面切った瞬間、ポトンと落ちるし。
もう1回行かそ思て、ポイント見たら、もう群れおらんし、
見えてへんだけか思て、とりあえず行かせてみたけど、きっちり1時間ボウズやし。
ちょっとずつ上がりながら、探ってみたけど、全く反応なし。
時計を見ると、早くも8時。今日もこんなもんか。
それでも、先週は、1匹目掛かったの、午後やったし、それよりはマシか。
と、最悪の日と比べて、自身を慰める(笑)

そんな時、足元で何やらキラッと光ったような。
流れもなんもない、水たまりみたいな所で、鮎ちゃうかも知れんけど、
とりあえず、オトリを行かすと、ゴン。
18cm級の良いオトリが獲れた。
まあ、今度も頭掛かりで、追ったんかどうか怪しいが、1匹は1匹(笑)
再度、同じ所へ行かすと、またすぐゴン。
今度も19cmほどの良い鮎だったが、またしても頭掛かり。
ここの鮎は、体当たりせんと、頭突きして来よんのかいな(笑)
まあええ、ここは釣れ続きそう。時合が終わるまでに釣り切ってしまおう。

と思ったが、2匹で終わった。
またしても、放浪の旅に。
9時頃、やっと4匹目。やっと背掛かりが獲れた。
ここから変わるか・・・って、もう来よった。バンザーイ・・・って
抜いて、タモを見ると、エラの中に3本イカリがすっぽり入っている。

誰か取って〜(悲)
外してやろうと、ごそごそする度、血がブワーッと出て、袋ダモの中が濁る(イヤーッ)
どうも、リズムが悪いが、9時で5匹なら、思ってたよりはマシか。
ところが、ここから事故も起こらなくなり、昼までに2匹追加しただけ。
さて、どうしよう。
昼飯食べながら、午後の部の事を考える。
移動しようか。でも、釣れそうな雰囲気のとこ、思い浮かばんし。
で、ダラダラと時間を潰す。

2時回ったか。やっぱりどっか行っといた方が良かったか。
などと、どうしようもない事を考えている時、ポロッと掛かる。
だが、オトリが替わっても、好転する気配なく、あっという間に3時が近づく。
ああ、せめてツ抜けしたいな。しかし、後2匹が至難の業。

ところが、頭ぐらい、いやもうちょっと大きめの石のてっぺんで、ひらひらさせている時、
野鮎が水面近くまで追って来て、ゴン!
なんと、気色の良い当たり。
ここから、同じような釣り方で、ペースが上がる。
いや、気付くと日が差し始めている。
朝からさっきまで、ずっとどんよりしていて、この日の差し込みで活性が上がったのかも知れないが
同じポイントとは思えない、掛かり具合。

結局、4時半までで10匹を大きく超える17匹を釣る事が出来た。


いや、微妙な釣果ですが、最後ちょっと楽しめたので、よしとします(笑)
posted by baiduke at 21:26| 京都 ☁| Comment(16) | 鮎2020 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月21日

美山川・鮎釣行記2

6月21日(日)。
今シーズン、3回目の釣行である。

実は先週の土曜日も、釣行していた。
2回目の釣行前日の夜、水位を確認すると、問題ない高さだったので出掛けたが
道中、激しい雨に遭い、少々不安に。
しかし、川を確認すると、濁りもなく、これは出来る。
そう思って、おとりを調達に行くと
「あんた、アホけ?」と言われてしまった。
なんでも、夜中に結構降ったらしい。
それでも、川を見た感じは問題なさそうなので
とりあえず、おとりをもらって、カミヘ。

用意をしている最中も、よく降っている。
その内、水が増えて来る可能性もあるので、さっさと始めよう。
と、思って、鼻カン付けて、オトリを泳がせ始めたが
この頃から、早くも枯葉や木の枝が、どんどん流れるようになって来て
えべっさんの笹みたいに、仕掛けに飾りが付いて行く。
しかも、水位も目視出来るぐらいのスピードで増えて来て
車の駐車スペースまで水が押し寄せて来たので、
土手の上に避難させたが、その頃にはもう赤濁り。
と言う事で、強制終了、非常に短い釣行であった。

それでもまあ、今後の事を考えると、これは恵みの雨。
なんせ、川はカラカラの状態だったので
これで一気に好転する事であろう。

と、思って、次の週末が来るのを楽しみにしていたが
なんと、またしても金曜に大雨が降り
先週より、更に水嵩が増した。
これにより、土曜日の釣行を断念。
本日、日曜も良いとは言えない水況だが
この日は、隣の上桂川の解禁日。
釣り人はそちらに流れて、自由に動き回れそうなので出かける事にした。

市内を抜けて高雄に差し掛かる頃、路傍の寒暖計を見ると、9℃。
予想より気温が低いが、本日は30℃超えの予報。しばらくの辛抱だ。
川に着く頃には、12℃になっていて、少しほっとしたが
水に浸かった瞬間、心臓が止まりそうになる。
水温を測るとなんと11℃。
こりゃとてもじゃないが、釣りにならない。
こんな水温じゃ、鮎も追って来ないだろう。
それでも、車で寝てても、釣れる可能性はない。
オトリを泳がせていれば、交通事故で釣れる事もあるので
6時18分、オトリをポイントへ誘導する。

ポイントは丸太の前。
私が到着した時、川に向かわれた方が2人おられたが
1人は、車の前のポイント、もう一人はカミヘ行かれて
好ポイントのここに入れる事になったので、少しは期待出来る。
やり始めた時は、濃いガスがかかっていて、日差しがなかったが
しばらくすると、お日様が顔を見せ始めた。
今の所、反応はないが、野鮎の活性が上がるまで、おとりを弱らせず待っていれば
その内、掛かるだろう。
と思っていたが、1時間経っても、無反応。
それでも、釣り人も、私を入れた3人のまま。
やはり、皆さん、上桂川に行かれたようだ。
本日は終日静かに釣れそうだし、じっくり待つ事にしよう。
と、思っていた矢先、鹿除けのフェンスが開いた。
そして、車が1台、2台、3台、4台、ってエライ団体さん。
しかも、時間を置かず、次々車がやって来る。
次の1時間ほどの間に、駐車場は満車状態。(昼飯の時数えたら20台でした)
身動きがとれなくなった。
それでもまあ、ハナから待つ作戦だったので、どって事はない。
ところが困った事に、肝心のお日様の調子がよろしくない。
風も吹いて来て肌寒く、これでは水温の上がりようがない。
当然、鮎の活性も上がる事無く、あっという間に昼に。
こりゃいよいよ、先週に引き続いてボウズ濃厚か。

そんな事を思いながら、昼飯を食べる。
だが、午後の部再開して、1時間近く経った12時52分、奇跡の初当たりが。
もうこの頃には、おとりの元気もなく、石裏でじっと待つだけしか出来なくなっていたが
こんなおとりに、反応してくれる野鮎がいた。
15cm程度のチビちゃんだったが、非常にありがたい。
鮮度抜群で、あっという間に今いた石裏に帰って行く。
そして、そこで目印がふけ、カミにビューン。
今度も型は大した事がない16cm程度の鮎だったが、こやつも泳ぎは抜群。
すぐにバチッと来た。
ところが、これがバレる。
ここで、鈎を替えるが、これでは遅い。
掛かってからバレるまで、ほんの数秒の出来事なのだが
この間、水中でなにが起こるのか、おとりフラフラ。
そのまま、行かせてみたが、きっちり根掛かり。
場も荒れ、気配も消えた。

その後は、忘れた頃にパラッ、また忘れた頃にパラッと、2匹追加しただけの4匹で納竿。

まあ、ぼうずと違ごただけ、マシと思ときます(苦笑)
posted by baiduke at 20:48| 京都 ☁| Comment(7) | 鮎2020 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする